第7回 相磯秀夫杯 デザインコンテスト

The 2nd RECONF/CPSY/ARC/GI

Trax デザインコンペティション

FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム イベント企画

開催日時: 2016年9月7日(水)   開催場所: 富山大学


対戦結果を公開しました(2016.9.13)

高度化・多様化が進むコンピュータシステムの基盤技術を支える研究者・技術者の育成と交流・研究開発の成果検証を目的に,零和二人ゲームであるTraxを題材とした設計コンテストを開催します.ゲームはルールが明確で評価がしやすく,また,それ自体が興味深いことから,情報処理の例題として盛んに用いられ,探索,データベース,機械学習,専用アーキテクチャなど広い範囲で大きな成果につながっています.

Traxデザインコンペティションでは,FPGA上の専用回路あるいはソフトウェアとして設計したTraxプレーヤを持ち寄って,対戦させて勝敗を競います.システム設計技術・アーキテクチャ技術・リコンフィギャラブル技術・人工知能応用技術やヒューリスティック探索技術および関連技術について,先端の研究開発の成果をアピールする機会となることを目指します.

また,ポスタセッションも同時開催します.ゲームプレーヤの実装やアルゴリズムについて議論しましょう.

本ページは現在準備/検討中の内容を含みますので,ご注意ください.

ルール

Traxは2人で遊ぶゲームです.赤と白の線が描かれたタイルを使ってラインをつなげていきます.先にループを完成させる,あるいはビクトリーラインと呼ばれるラインを完成させた人が勝ちです.

コンペティションでのルール

The 2nd RECONF/CPSY/ARC/GI Trax デザインコンペティションのルールは,ソフトウェア/ハードウェア実装のどちらの場合でもTrax/FPGA JP 基本的なルールに準じます.

対戦方式

ツールキット

コンテストで使用するサーバプログラムをこちら(琉球大学 長名先生のWebサイト)からダウンロードできます.開発用の対戦相手として、乱数を使って手を決定する bot program (trax-player) も配布物に含まれています.ご利用ください.

なお,コンテストではRaspberryPi2によるホストシステムを利用する予定です.ホストシステム起動用のSDカードイメージもこちらに用意されていますので,シリアル接続での対戦を予定しているチームは動作を確認の上,対戦に臨んでください.

動かし方についての詳細な手順が初心者のための TRAX host on Raspberry Pi(立命館 泉先生のWebサイト)で公開されています.導入にサポートが必要であれば,まず参考にしてください.

参加方法とクラス

参加方法

参加クラス

対戦は,次の2つのクラスに分けて実施します.

エンベデッド
消費電力10W未満のシステムに実装したプレーヤで競う部門
一般
ノートPC等の消費電力高々100W程度のシステムに実装したプレーヤで競う部門

それぞれのクラスの消費電力以内であれば,PCやGPU,FPGAなどを使って実装して構いません.

参加される皆様へのお願い

コンペティション開催を記録として残したく,簡単な予稿集を作成したいと思っています. 参加者の皆様に,

などの情報をA41枚以上の原稿執筆のご協力をお願いいたします. 詳細は参加申込をされた方宛に後日あらためて連絡いたしますが.8月25日を原稿の締切り予定日に考えています.作成した予稿集は当日PDFで配布したいと思います.

重要な日程

参加受付期間
〜2016年8月8日
接続チェック
2016年9月6日(火) 15:00〜17:00
予選
2016年9月7日(水) 9:30〜12:00
本選
2016年9月7日(水) 13:00〜16:00

表彰

上位入賞チームには,表彰状と楯を贈呈いたします. また,スポンサー企業よりの副賞として,金一封の賞金および賞品を贈呈いたします.

賞金総額
約20万円
副賞
SDSoCツール,Nexys VIDEO,ZYBO + SDSoC(Zybo限定),AVNETロゴ入り高級Cross製ボールペンなどを用意

問い会わせ先

質問は,fit2016-trax-q_at_wasamon.netまで,メールでご連絡ください.(_at_は@に置換して,送ってください)

実施組織

運営委員

(あいうえお順)

スポンサー企業

スポンサー企業のご支援を募っています.よろしくお願いいたします.詳細は,fit2016-trax-q_at_wasamon.netまで,メールでお問い合わせください.(_at_は@に置換して,送ってください)